NKの映画日記~今日の映画はこれで決まり~

映画鑑賞がとにかく大好き!そんな私が、鑑賞した映画の感想を記録していきます!

映画「九月の恋と出会うまで」 作品情報 あらすじ 感想 結末(ネタバレ注意)

 

高橋一生さんと川口春奈さん出演の映画「九月の恋と出会うまで」

公開初日に鑑賞させていただいた。

 

未来の声から始まる恋愛物語。

未来の声とは一体?彼らの恋の行方は?

 

今回はそんな映画「九月の恋と出会うまで」を

未来の声の声優は?主題歌は?

原作は?パラドックスとは?

について触れつつご紹介していく。

 

 

作品情報

<タイトル>

九月の恋と出会うまで

<公開年>

2019年

<監督>

山本透

<原作>

松尾由美

<キャスト>

高橋一生(平野進)

川口春奈(北村志織)

浜野謙太(倉)

中村優子(祖父江)

川栄李奈(香穂)

古舘佑太朗(森秋真一)

ミッキー・カーチス(権藤)

 

あらすじ

女優や漫画家などがいるちょっと変わったマンションに引っ越してきた志織。

そこで彼女は、小説家希望の少し謎な男、平野に出会う。

 

そしてある日、新しい部屋で志織は不思議な経験をするのだ。

それはエアコンの通気口からの、未来の声だった。

 

その未来の声は自分が1年後の平野だと言い、過去の自分の尾行をお願いしてきたのだ。

明日に起こることを予言する未来の声を、志織は疑い半分で信じ平野の尾行を引き受けるのだった。

 

いつも通り平野を尾行する志織は、ある日彼が人気のない夜道で石を持ち、まるで誰かを殺す練習でもしているかのような光景を目にするのだ。

更には同じマンションの人が、平野が部屋で包丁を振り回すところを見たという噂を聞いた。

 

本当に未来の声は平野なのか、彼はどうして志織に過去の自分を尾行させるのか。

 

志織は直接未来の声に尋ねることにした。

しかし真実を教えてくれない未来の声。

このままではもう尾行は出来ないと伝える志織に、

明日必ず本当のことを話すから、明日は1日中平野のことを尾行をしてくれと頼む。

 

翌朝起きると熱が出ていた志織。

それでも約束したからと、彼女は平野の尾行に出る。

 

その夜帰宅した志織は驚くべき光景を目にする。

それは強盗に入られ、荒らされた自分の部屋だった。

しかもその強盗犯は、ニュースで取り上げられていた連続殺人犯だったのだ。

 

平野に全てを話した志織。

すると彼がこんなことを言い出す。

未来の声は志織を今回の事件から守るために、僕を尾行させたのではないかと。

 

更に平野はもしそれが本当なら、このままではタイムパラドクスが生じてしまうと気付く。

それはつまり、1年後志織の存在が消えてしまうことを意味していた。

 

志織を助けるには、1年後未来の声にもう一度同じことを再現してもらわなければならなかった。

そうして彼らの、未来の声が誰なのかを突き止める生活が始まった。

 

一緒に同じ時間を過ごす中、志織と平野は次第に惹かれあっていく。

 

しかし、平野は未来の声が自分ではない、

彼女にとって自分は運命の相手ではないと考え出す。

なかなか自分にも、志織にも素直になれない平野だが、

刻々と志織が消えてしまう1年後は迫ってきている。

 

未来の声は誰なのか?志織は1年後も生きているのか?

彼らの恋の行方はどうなるのか?

 

感想(ネタバレ注意)

このままでは死ぬって分かってても、それでも一緒にいたい存在。

そんな素敵な存在が、誰しにもいるわけではない。

それでも確かに、志織にとっての平野、平野にとっての志織はそうだったのだ。

 

それでも志織を死なせたくないから、平野は切ないウソを口にする。

お互いを一途に思いやる気持ちが切なくて、鳥肌が立ち、涙が溢れた。

 

どこか影があって、ミステリアスな役が似合う高橋一生さん。

志織と平野の間に流れる、可愛らしい空気感がたまらなく、自然と笑みがこぼれた。

 

そしてストーリーももちろん良かったが、

志織や平野が暮らすマンションや、川口春奈さんの衣装がとても可愛いく素敵だった。

 

結末(ネタバレ注意)

未来の声の正体を探す志織と平野。

 

そんな中、志織が大学生のころに未来の声と同じことを、元彼に言われたことを思いだす。彼の居場所を突き止めるべく、彼らは志織の大学へと足を運ぶ。

しかし手掛かりは何も見つからず、遅い足取りで2人はマンションへ向かう。

 

マンションに着いた志織たちは、引っ越し最中の新居者に出会う。

その新居者はなんと偶然にも、彼らが捜していた志織の元彼真一だったのだ。

 

詳しいことを聞くと、そこのマンジョンの大家さんのお孫さんだったのだ。

 

これで志織は助かると安心する平野だが、心のどこかでは真一に嫉妬する自分がいたのだ。やはり運命の相手は自分ではなかったのだ。

そんな中志織も平野に思いを寄せるが、このままでは真一と付き合い1年後に助けてもらうことが不可能になる。

 

彼らは互いを思う気持ちに嘘を付き、距離を置く。

 

その後志織と真一がどうなったのか平野は分からないまま、

志織は仕事の都合でマンションを引っ越してしまった。

 

その後平野は真一に未来の声について話すが、それは不可能だと真一は答える。

なぜなら彼は仕事の都合上海外に行ってしまうからだ。

志織が殺されてしまう日に、彼は日本にいないのだ。

 

それから1年後、志織の存在が消えてしまう当日。

 

真一は未来の声ではなく、結局未来の声が誰なのか分からないまま志織は浜辺で自分が消えてしまう瞬間を1人で待っていた。

 

あと一分。その時志織の電話に着信が。

その電話に出ると、すぐ後ろで声が聞こえた。

振り返るとそこには、なんと平野がいたのだ。

 

真一が未来の声ではないと分かった日から、

平野は自分が未来の声になり、志織を救おうと決意したのだ。

 

やはり未来の声は平野で、志織の運命の相手は平野だったのだ。

 

さざ波の音の中、彼らは抱き合いキスをした。

彼らの恋人としての人生がそこからスタートしたのだった。

 

未来の声の声優は?

ネットで噂されているのが、未来の声の声優は誰なのか。

公式では発表されていないが、様々な声が上がっている。

 

そこで圧倒的に多く名前が挙がっているのが島崎信長さんだ。

 

普段から声優さんの声に聞きなれているファンの方たちが言うので、

島崎信長さんである可能性は高そうだ。

 

主題歌は?

今作品の主題歌を担当したのは、4人組ロックバンドandropだ。

そんな彼らの書き下ろしの新曲「Koiが主題歌となっている。

 

原作は?

原作は、

「書店店員が選ぶ、もう一度読みたい恋愛小説第一位」

に選ばれたロングセラー小説で、原作者は松尾由美さんだ。

 

タイムパラドックスとは?

今回の物語で重要になるのが、タイムパラドックスだ。

タイムパラドックスとは、タイムトラベルをすることにより生まれてしまう時間軸上の矛盾のことだ。

例えば、ある子供が過去にタイムトラベルをし両親を殺してしまう。そうなると自分を生んでくれた両親がいなくなり、そもそも自分という存在がいなくなる。そうなれば両親が殺されることもなくなる。

そういった矛盾がタイムパラドックスなのだ。

 

今作では、現在の志織は助かったがそうなれば未来の声が1年後、志織を助ける必要がなくなってしまう。そういったタイムパラドックスが生じてしまったのだ。

タイムパラドックスが生じると、現代にどんな影響与えるのかにはいくつかの諸説がある。

今回平野があげた諸説が、歴史上存在していなかったことになる「矛盾点の消失」だった。